横浜市の特別養護老人ホームにて、コンサートに参加いたしました。
こちらのピアノは「黄色いピアノ」

これは、阪神・淡路大震災をきっかけに、市民ボランティア団体「黄色いピアノを贈る会」の提唱で始まったとのことです。
映画「幸せの黄色いハンカチ」のように、みんなの心を明るくしてほしいという願いを込めて、全国の病院や施設に寄贈、音楽の交流を図っています。
まだ、日本に数台しかないとのことです。
本日のコンサートは、うたとオーボエ、私はピアノ伴奏です。
入居のご老人達と一緒に、ストレッチや発声練習をして、全員参加型で始まりました。
♪銀座カンカン娘
♪上を向いて歩こう
そして、デュエット「慕情」は、豪華なピアノ伴奏。(譜面が、です。)
オーボエ演奏「夕焼け小焼け」「シャボン玉」
奏者は、物理の先生N氏。
成人の生徒Nさんと私とで、ピアノ連弾「リベルタンゴ」
合間に、保土ヶ谷区の歴史、伝説を元にした紙芝居、ウクレレによるクイズなど。
Nさんのアイディアで、楽しい企画が進みました。
ラストの「蘇州夜曲」は、声楽の先生Kさんの歌声で、情緒豊かに。
「ふるさと」は全員で歌ってしめくくりました。
最近は、唱歌と呼ばれる童謡はどのくらい歌われているのでしょう?
「夕焼け小焼け」の2番の歌詞

子供が帰ったあとからは まあるい大きなお月様
小鳥が夢を見る頃は 空にはきらきら金の星
「小鳥が夢を見る頃は・・」なんて、かわいい発想だな~っと、思いながら弾きました。
こちらの施設は、新しく、明るくて開放的なホールでした。
終わってから、客席の皆様から、「いい演奏でした。」とうれしいお言葉をたくさんいただきました。
また、握手をした時に「暖かい手ね。」「ノースリーブで寒くないの?」など。
おじいさま、おばあさまと触れ合えて、こちらが温かい気持ちになりました

お庭にはバラ園があり、そこで摘んだばかりのバラの花束もいただき、感激

スタッフの方が撮影したという、金環日食のポストカードもいただきました。うれしい!
施設長もスタッフの方々も、皆さん朗らかで、今日はとても充実した1日でした。
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- 2012/05/30(水) 20:36:22|
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品川駅構内の休憩スペースに立ち寄りました。
すると
珍しい形のクラゲが水槽の中に浮遊しているのを見つけました。
![130895551066716203841_DSC01911[1]](http://blog-imgs-54.fc2.com/f/u/w/fuwafuwa235/2012052622552957bs.jpg)
クラゲといえば、まあるい形でヒラヒラがついていて、火星人のようだったり?するのが思い浮かびますが。
これは、初めてみる形!
赤ちゃんの帽子のような変わった形で、真っ白で、ふわふわと動いていて
とても幻想的でした。
私は、買い物をして、荷物をまとめるために立ち寄り、
目的地に向かう途中だったので、ゆっくりしている時間はなかったのですが、
本当は
もっとも~っと!
じっくり眺めていたい気分でした
- 2012/05/26(土) 23:11:58|
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朝の慌ただしい時間帯に、日食グラスを手に、2階へ駆け上がり、東の空を見上げてじ~っと観察。
金環日食バッチリ見えました!リングの形がつながって、やがてはっきりオレンジ色に光った時は感激しました!
こちらは厚い雲に覆われていて、無理かも・・と思っていたのに、一瞬の雲の切れ目があって、バッチリ!
感動しました。
昨年の皆既月食の時は、冬で寒かったけれど、何度も空を見上げては幻想的な気分になり、思い浮かぶままにメロディーを五線紙に綴っていきました。
Gmの旋律。歌詞をつけようとすると悲しくなるので、ピアノ曲のままにしています。
天体の観察といえば、更にさかのぼり・・・
音大生の頃の話。
「厳格対位法」の講義の作曲の先生のお宅に皆でお邪魔したことがありました。
マンションの屋上に、天体望遠鏡があり、そちらを見せていただきました。
先生のお父様が天文学者ということで、「木星」と「土星」を見ることができ、とても感動したことを思い出しました。
木星は、黄土色っぽくて、いくつもの縞が見えましたし、土星は、本当に小さかったですが、ちゃんと輪がかかっている様子を観察することができたのです。
貴重な体験だったと思います。
子供の頃、図鑑を見るのが好きだった私。「宇宙・宇宙旅行」の図鑑では、「日食と月食」「太陽」「月」そんなところをよく読んでいました。
月といえば、地球から月までの距離を歩くとしたら約11年、というのが印象に残っています。
「ガス星雲」の光の放つ美しい星を見て「きれい!」と感動していました。
金環日食、2012年に本当に見ることができたのだな~・・としみじみ思いました。
- 2012/05/22(火) 00:25:40|
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グランミューズステップ、朝9時から20時30分。長い1日が終わりました。
今年は80名の方の参加で、お一人おひとりの、ピアノに対する姿勢、愛情、思い入れを感じました。
そして、アドバイザーの、佐藤展子さんのトークコンサートがステキでした。
シューベルト=リスト「アヴェ・マリア」
ソプラノ独唱のアヴェ・マリアは有名ですが、リスト編曲のピアノ曲はやはり、網の目のように緻密で、豪華です。
シューベルトの美しい旋律が、中声部から聞こえて、右手の高音へ導く軽やかな伴奏が、またレース編みのように美しいのです。
主旋律は、低音部に、高音部に、いろんなところにちりばめられているのですが、それを引き立たせるように弾くのが先生のすばらしいところ。
譜面は見たことがないのですが、メロディーラインが中音部にある時は、両手の1指を使って、1本の旋律に仕立てているようで、バッハの平均律のような仕組みに、リストならではの技巧が加わったようだと感じました。
後日、譜面を見て確かめたいです。
ショパン、マズルカOp.17-4
マズルカは、ポーランドの民族舞曲を取り入れた、リズムに特徴のある曲です。
憂いを秘めたような旋律は魅力的。
私は、子供の頃、「大作曲家の時間:フレデリック・フランソワ・ショパン」というFM放送を、を夜遅く、消灯後のベッドの中でこっそり聞いていました。
ショパンに憧れて、眠くても聞きたくて、週1のその時間に必ず聞いていました。
ワルツだけではなく、マズルカというたくさんの作品があることを知り、独特なリズムと旋律に魅了されました。
その頃の感覚が蘇り、憂いを秘めた旋律とリズムや、15連符に感動していました。
私は第2部(13:40~17:15)長い時間、司会をやらせていただきました。
初めは、急にはいってくる情報に内心パニックになりながら、(というのは、司会の台の内側に、アナウンスしてほしい事柄が、臨時で、付箋でいっぱい貼られているから)
緊張した口調になってしまいましたが、パート2、3と進むうちに、だんだん慣れてきて、多少のアドリブがきくようになりました。(それでも、反省点は多々あるのですが・・)
佐藤先生のトークコンサートも「私は昼、夕と2回も聴くことができて、幸せでした。」と言いましたし。
合間にお話ししたことを、客席の方が笑顔でうなずいていらっしゃるのを見ると、本当にうれしいです。
コンサート開催にあたり、演奏ご参加の皆様方と、舞台裏は多くのスタッフで成り立っていて、私もその一人として参加させていただけることに喜びを感じます。
長浜ホールは新緑に包まれ、野口英世・細菌研究所記念館の周りは特に、大きな木々が生い茂っています。
ホールを出る頃は、真っ暗でしたが、森林浴ができそうな木のそばを歩いて、5月ならではの爽やかな季節感を味わいながら帰宅しました。
- 2012/05/20(日) 01:33:34|
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横浜グランミューズステップ まもなく開催されます。


5月19日(土)
横浜市長浜ホール第1部 9:45~12:20
*トークコンサート 12:35~12:50
第2部 13:40~16:30
*トークコンサート 16:45~17:00
第3部 17:15~20:10
*今年は、ピティナコンペティション 特級金賞グランプリを受賞された、佐藤展子先生によるトークコンサートがあります。
シューベルト=リスト アヴェ・マリア
ショパン マズルカOp.17-4
華麗なる大円舞曲Op.18
ステキな演奏をお楽しみいただけます。
第2部パート3では、恒例、キーボードオーケストラ「楽」との演奏があります。
私も昨年、こちらに参加しました。共演は楽しいです。
コンチェルト体験をされたい方、ぜひご覧下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当日、私は受付と司会担当です。
お知り合いの方、どうぞお気軽にお声かけ下さいませ。
ステップでは、演奏前に、司会者が、演奏者のコメントを読み上げます。
今だから言えますが。
過去に、ある方のコメント文を「演奏は、モチ一つを考えて弾きたいです。」と読みそうになり、
「餅1つとは?」
??
私の頭の中では・・・
丸いお餅一つ分が、フレーズの間にはいり込んで、間を取る演奏を想像しました。
しかし、よ~~く見ると
それは
「モチ一つ」ではなく
「モチーフ」だったのです。
だから、「演奏はモチーフを考えて弾きたいです。」が正しい読み方です。
前の方の演奏中で、読み上げる前に気づいて良かったのですが、暗闇の手元ライトの中で、そばにいた先生と確認して、目だけで爆笑。
声を出さずに笑うのは辛かったです。
それ以来、もっと事前にチェックしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
実施事務局の横浜コレーゲステーションは、今年で10周年を迎えます。
8月7日 みなとみらい小ホールにて、10周年記念コンサートがあります。
こちらもどうぞお楽しみに
- 2012/05/17(木) 16:06:00|
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「ちか」という魚を見つけました。わかさぎに似ていて&私に似ていて「小さい魚」
それに1パック250円(安!)庶民的なお値段。

唐揚げにしよう!と買って来ました。
ところが私。洗って水気を簡単にふき取っただけで、唐揚げ粉も味が濃くなるからと、薄めにつけただけで揚げ始めたので大変なことに・・
はじくはじく。
パンパン、ポーーンと。
熱いのキライ、怖い!油ハネ恐怖症の私。
それでも、揚げなければ!と、ちかと戦うちか。
のけぞりながら揚げるので、次に入れる粉つきの魚を落としてしまう。
より小ぶりな魚を落とし、これは「ちかの中のちかだ!」などと、油ハネの恐怖で、頭もパニックになりながら何とか無事に揚げました。
魚のフライの下ごしらえは丁寧にしようと思いました。
とりあえず、おいしくいただけたのでよかったです^^
「ちか」魚介類図鑑
http://www.zukan-bouz.com/kyuriuo/tika.html
- 2012/05/12(土) 18:05:35|
- 日々のできごと
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レッスンにコーチングを取り入れた、ピアノのおけいこ帳「ぴあれんキッズ」
発売当初、私は生徒全員に使っていました。
2冊目、3冊目に進む子、「ぴあれん手帳」に移行する子。
そして、皆、受験~進学でピアノ教室を卒業して行きました。
今、再び小学生の生徒達に使い始めました。(久しぶりでワクワク

)
「きょうのレッスンがおわったとき、どうなっているだろう!」の問いに対して
「もっとぴあのがじょうずになっている。」と1年生のAちゃん。
「ピアノをひくのがもっと楽しくなっている。」と2年生のSちゃん。
いずれも、自分で考えた答えです。
♪音楽が好きな私はこんな夢をもっています。
というページを「書いて来てね。」と宿題にしたのに、Sちゃんは、その場で書き始めました。
「ケーキやさん、お花やさん・・」そして
隣で五線紙に小節線を書いていた私に
「パティシエとケーキ屋さんってどう違うの?」
「パティシエはケーキを作る職人さんで、ケーキ屋さんはそれを売る人じゃない?」
「はい。」
Sちゃんは「パティシエ」も書き入れていました(笑)
おいしそうなイチゴのショートケーキや、フルーツのたくさんのった美しいケーキを思い浮かべた私も、思わず食べたくなったり・・・
Sちゃん、まだまだ書きそうです

みんな他のページも興味津々。
ぴあれんキッズは、子供達を夢中にさせるようです。
私も、これからどんな夢や目標が詰まっていくのか、とっても楽しみです
- 2012/05/08(火) 22:46:23|
- ピアノ教室
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先日、体験レッスンに来られた小1のYちゃん。
小柄で、頭の両サイドにクリンと結んだ髪の毛が、お耳のようでとってもかわいい。
得意な曲を2曲弾いてもらい、それから「峠のわが家」を連弾しました。
初めて合わせたのに、呼吸もピッタリでした。
「どうだった?」の問いに
「楽しかった」と答えたYちゃん

(先生もよ!

)
他にも、「音あて」をしたり、
お母様と先生とYちゃんの3人で、「つきよのうさぎ」の輪唱に合わせて、お手玉をお隣へ回して行ったり。
楽しい時間を過ごすことができました

即日お母様からお申込みをいただきました。
初めてのレッスンでは、
新しいテキストの曲を譜読み。
そして、メロディーを弾きましたが、1~2小節ごとに、横にいる、先生のお顔を見ながら器用に弾くYちゃん。
かわいくて、思わず微笑んでしまいましたが、前を向いて弾きましょうね

これから一緒に音楽を奏でて行きましょう
- 2012/05/08(火) 18:12:35|
- ピアノ教室
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音大の恩師 小池和子先生のもとに集う音楽人によるサロンコンサート。
MUSICASAにて。
ピアノはモーツァルト~グラナドス、プーランクまで。
チェロ、フルート、フォーク・ハープ&ハンマー・ダルシマーという珍しい楽器演奏もあり、
声楽の美しく豊かな響きも、心に染み渡りました。
日常をしばし忘れて、音の美しさを堪能しました

私は、今年も出演者・・ではなく、バーカウンターで休憩中にドリンクサービスのお手伝いをさせていただきました。
今年は、釜石で被災されたYご夫妻もいらして、Y氏のフルート演奏のあとに、「3,11 鎮魂と復興」というお話しがありました。
終了後のパーティーで、Yご夫妻のお話しを伺うことができました。
(以下の記述は、ご夫妻のご了承を経ています。)
釜石で津波に会い、ご自宅も音楽教室も、ピアノ、フルート・・全てが流されてしまったとのこと。
津波が来る時、海から離れているので、「来てもせいぜい30センチくらいなものだろう」と楽観的に考えていたら、息子さんが「逃げなくてはだめた」とおっしゃって、車で高台へ避難されたそうです。
その息子さんのひとことで、今生きておられると。
被災者の語られる実話は壮絶でした。
途中、「乗って行きませんか」と道行く人をお誘いしたら、「大丈夫です」と断った方が、バックミラー越しに
津波にさらわれるのを目の当たりにされたとか
6メートルの波が襲う・・MUSICASAは鉄筋で、吹き抜けになっている造りですが、その天井近い高さの波なんて、恐ろしくて想像できません。
まず、ご自身が助かって、次に地域の方々の安否を気遣い「○さんは助かった」と聞いたら、「自分よりも、知っている方が生きていることを知って」それが何より安堵すること、喜びだったと語って下さいました。
「何もかも目の前からなくなってしまう」「今起こっていることを理解できない。でもこれが現実」
想像を絶する現実を受け止め続けてきた、とおっしゃいました。
私は、これまで、報道で被災地の状況を見て来ましたが、今回、被災した方から直接お話しを伺いました。
胸が詰まるお話しでしたが、本当のところは、どこまで理解できたのでしょう。
これは、実体験された方にしか、わからない痛みだと思います。
また、九州や山陰など、遠方から支援に来られた方々の想いが本当にうれしかったとおっしゃいました。
Yさんは、黒の演奏会用の服をお召しになっていましたが、自衛隊が瓦礫を撤去した時に、全壊した家から出てきた服で、何度もクリーニングして着られたそうです。
今も仮設住宅にお住まいとのことです。
グルッペ和では、小池先生のご意志のもと、「被災地の音楽復興を支援する会」として、昨年、コンサートで集まった義援金をYご夫妻へ届けました。
小池先生も、被災地で復興支援のための演奏をされたそうです。本当に、被災地は何にもなくなっていて、津波の凄さを物語っていたとのこと。
ご夫妻は、釜石に音楽ホールを建設したいとおっしゃいました。
Yさんは、笑顔で明るく語っておられました。
前向きで強い方だと思いました。
音楽は癒しです。
人々の心を元気にしてくれる音楽、演奏。
今回のコンサートでは、いろいろと深く考えることとなりました。
被災された方々の一日も早い復興を願い、これからも、自分にできることをして行きたいと思います。
- 2012/05/05(土) 00:36:22|
- コンサート
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今日はマクドナルドでおひとり様ランチ。
ふと、店内にバッハのパルティータが流れているのに気づきました。
第1番 変ロ長調。
チェンバロ演奏、残念ながら、音質が悪かったです。
ただでさえ、チェンバロはせわしく聞こえるのだから、音質が悪いとかえって耳障りにもなりかねない。
せっかくのトリルがやかましく感じてしまう。
バロック時代のチェンバロは、現代のピアノのように、長い音が保てないので、トリルで保続音としたのに、これがかえって逆効果に聞こえてしまうとは、バッハもお気の毒です

でも、そこまで聞いている人ってそういないかも・・・
ちなみに、マックのプレミアムコーヒーはおいしいです
- 2012/05/02(水) 21:41:57|
- 日々のできごと
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