日々の雑踏の中、どうしても気になってしまう音のひとつに、「駅メロ」があります。
聞こうとしていなくても、耳にはいってきてしまうのです。
東横線が副都心線と直結して便利になりましたが、副都心線の駅メロは、また凝っている(新しい)と思います。
例えば
・3拍子がある。
思えば、2拍子4拍子系はあっても、3拍子ものは、あまりないかと思います。
・和音が多い。
3度や6度でのメロディー進行が多いような気がします。
中でも、私が画期的!と驚いた駅メロがあるのですが。
音をお聞かせできないのが残念です。
それは、まるでエチュードのような曲で・・・
伴奏がワルツ
旋律が、3連符(または9連符?)で、下行しながら2つテーマを奏で、
そこから、ディミニッシュのアルペジオで思いっきり下行して、底から音階で駆け上がり、
また3連符で駆け上って主音に解決する。
という構成です。
言葉で説明するとややこしいのですが、
8小節位の短い旋律でありながら、軽快に、風のように現れて消える曲です。
それで、実際弾くとなると
ツェルニー練習曲のように、かなり指の練習になるかと思える曲です。
あまり、音楽を秒数に例えたくはないのですが、わかりやすいように。
♪ラソラ・ソファソ・ファミファ・ミレミ・レドレ・ドラド(最後はあまり聞き取れず、ド♭シドかもしれません)
を、2秒位で、一気に弾けますか?
それが、♪ド♭シド で始まるもうひと山、あります。
ピアノの先生なら弾けると思いますが(笑)
というように
電車に乗っているときは、本を読んでいるか、メールしているか、目をつぶってうとうとしている

など。
意識しているわけではないのですが、駅ごとにこういった音楽が鳴り、聴こうと構えなくても、はいってきてしまうのです。
他にも、
6度の音階で、いくつも連なったものや、
表彰台に上るかのようなファンファーレ的なメロディーもあり、
どうしても、音と一緒に耳がついていく=「(自分の意志に関係なく)曲の起伏と一緒に感情が揺れる」ので、非常に疲れる時があります。
そして、駅メロに、これだけ反応している人は、果たしてどれくらいいるのかしら?!

と思います。
このように、駅メロが気になるマニアックな方、もしいらしたら、一緒に語りたいものです
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- 2013/04/18(木) 10:51:18|
- 日々のできごと
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