横浜音祭り2016
日本を代表するピアニスト、清水和音氏による公開レッスンに行きました。
受講生は横浜市在住の高校生(男子、女子)です。
曲目は、ショパンバラード第2番、第1番
ショパンらしい美しいメロディー、細かい技巧、速いパッセージや情熱的な場面・・・と難しい曲なのですが、お二人とも、しっかり
情熱的に弾かれていました。
清水先生は、
演奏家がやることは
「作品の気持ちを表すこと。
*譜面をよく見る*音をよく聞く*数を数える(テンポ感)」
きわめて当たり前のことですが、それが意外とできていなかったりするのですね。
受講生は、一途に一生懸命に演奏されていました。
模範として、ワンフレーズ弾かれる先生の音色は、
非常にピアニッシモが繊細で美しく
例えるなら
紙に描いた小さな〇よりも点。
その、見えないような点のひとつひとつにも、色彩と表情があり、その違いがわかる。
ミクロなのに見える!(聞こえる)
感動しました。
そして、嵐のような場面も、ダイナミックに美しい。
おひとり30分という短い時間で、清水和音さんの模範演奏までの時間が足りなかったのがとても残念でしたが。
気さくで温かいお人柄を感じました。
ピアノをはじめとする、クラシック分野のすそ野を広げる目的で開かれたというワークショップ。
横浜市は、こういう企画を、今後も続けてほしいと思います。
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- 2016/11/24(木) 10:00:29|
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