最後のレッスン

3月は卒業シーズン。

ピアノ教室に5歳の時から約10年通ってくれたMちゃんの最後のレッスンをしました。

ハノンは最後の60番。トレモロ。コードネームでまとまりを把握しているので、展開が良く見えます。

ツェルニー40番も、呼吸を感じるアルペジオが演奏できました。

バッハインヴェンションは、トリルやターンを入れて、艶やかに演奏。

バッハが好きというMちゃん。

右手がメロディー、左手が伴奏という形ではなく、多声の両手が交差するバッハは、苦手という人が多いのですが。

旋律の聞き分けができ、素直に楽しんで弾いていました。

モーツァルトのソナタは、CDのオーケストラ伴奏で、コンチェルト体験ができました。


この日が最後なので、ティーチングはこのくらいにして、思いっきり楽しむことにしました。


グランドピアノの下にもぐってもらい、ペダルをつけて弾いたアルペジオをどのように感じるか体感してもらいました。

「う~ん、普通に聞くのと違う感じ。」

「じゃあ、今度は私がもぐるから、弾いてみて!」とMちゃんにお願い。


「上から音が降ってくる感じ」

・・・実はこの日、樹原涼子先生のマスターコースで学んだ「ピアノの構造とペダリング」をそのまま実践したのですが。

スタジオのピアノはスタインウェイ。

もぐってみたら、まるで音のシャワーを浴びたかのような、不思議な、心地よい空間を体感しました


家のピアノは、ピアノの腹の部分に防音シートを入れているせいか、そこまで音のシャワーを体感できないのが残念でしたが。


それから
ピアノのふたをあけ、譜面台をはずして、弦の様子を見てもらいました。

黒いかまぼこのようなダンパーは、低音から高音に向けてだんだん小さくなり、弦に接しているフエルト部分も形状が異なり、1つとして同じものがないこと。

ピアノを弾くと、ハンマーが弦を下から叩くから音が鳴るしくみ。

右ペダルを踏むと、ダンパーが上がり、弦が解放されて音が響くしくみ。

左ペダルを踏むと、鍵盤がずれて、ハンマーが3本の弦でなく2本の弦を叩くので、音量が小さくなること。


これらは、知っていても、なかなか目で見る機会がないので、弾きながら確かめてもらいました。

弦の太さも異なり、張ってある方向も交差していて。

ピアノはすごい楽器です



過去に、「レッスン室のピアノ調律を見学する会」を企画しましたが、また新しい生徒さんにも見ていただこうと思っています。


それから
ショパンやベートーベン~ジャズやジブリまで、Mちゃんがまだ弾いたことのない曲や、知っている曲を披露しました。


彼女はオーボエの伴奏をしたり、部活ではクラリネットを演奏します。

ピアノ・音楽が生涯の友となれば、これほど嬉しいことはありません。


こうしてまた一人、旅立ったのですが、この季節は別れと出会いのシーズンです。


生徒さん一人ひとりの成長を見ることができる。

私もいろんな経験しながら、一緒に歩んで行ける・・一緒に音楽ができて、本当に幸せです





















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  1. 2012/03/23(金) 12:11:12|
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