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妖精

レッスンで・・・


ピアノランドテクニックの「こわいはなし」というイ短調の曲。

♪みんなおいで きいてごらん こわいこわい はなしを


わずか4小節ですが、「こわいこわい」というところが、音が上がるので、本当に怖そうに聞こえるのです。


この曲を練習中の、小2のAちゃん。


「私ね、お化けが見えるの。」と。

「ホントに!?」


聞くと、後ろに小さな男の子が立っていたり、外でみんなで遊んでいても、子供達の間にいたりするそうです。

次の瞬間、いなくなっているとか・・・


それに、ピアノの練習中に、小さな「妖精」らしきものも見るとか


霊感の強い人っているから、私は本当にAちゃんには見えるのだと思います。



ちょっと怖いけど、「サダコ」のような恐ろしい幽霊ではないし、本人が真面目な顔で言うので、

「こわいお化けじゃなくて良かったね。守ってくれているのかもよ!」と言いました。


次の週、レッスンで、また「こわいはなし」のフレーズを弾きました。


私が弾き終わった時


「ね、先生、今わからなかった!?」と

「何が?」


「今ね、先生の腕の上にいたのよ。(鍵盤から)手を上げたら、飛んじゃった。妖精・・」

「えっ、ホントに!?」


私は、そんなバカな!と思わずに、「え、それ見えなかった~」と本当に残念そうに思ったのでした。



私は、子供の頃、本を読むのが好きでした。

外で遊ぶことよりも、本を読んだり、ピアノを弾いて過ごすことが好きでした。


低学年の頃までは、バーネットの「小公女」や「小公子」「秘密の花園」を何度も繰り返して読みました

特に「小公女」が大好きで

主人公のセーラと同じくらいの歳だったし、自分とダブらせて読んでいました。


セーラは、母親を早くに亡くし、父親がインドで事業を始めるため、ロンドンの寄宿舎のある女学院に入学します。

さびしい境遇なので、「エミリー」というお人形を自分の親友のように大切にしています。

セーラは空想力に長けているので、普通の子が思いもよらないことを考えています。


お友達を自分の部屋に案内するときに

「静かにはいってね。せーの、でドアを開けるから」

といって、一気に部屋のドアを開けます。


すると「やっぱり、戻ったのね。お人形っていつもこうなのよ。人間が出かけると、好きなように部屋を動き回るの。でも、人間に見られてはいけないから、足音がすると、一目散に元に戻るのよ。何もなかったかのように・・・」


お友達はびっくりして「変わってるなあ、この子」と思うのです。

でも、セーラは成績が良く、誰にでも優しく接するので、みんなから慕われる存在となるのです。


私は、『本当に誰もいない時に、お人形が動き回るのだろうか?』と考え、自分も父に人形を買ってもらいました。

そして、同じように大切にしていました。


・・・・だから、私の腕の上に、小さな妖精がいて、パッと飛んでいった、と言われた時

何だかうれしくなってしまいました


「Aちゃん、ピアノの周りにいるっていう妖精は、守ってくれているのかも。これから、たくさん練習をすればピアノ、もっと上手になるよ~」と言いました。


私の目には見えないけれど、小さくて羽がついていて、キラキラ光っている、ティンカーベルのような妖精を想像しました。


小さな生徒のレッスンでは、自分も、少女時代を思い出したり


こんなふうに、思いがけない世界へ導かれることがあり、楽しいです














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  1. 2012/09/05(水) 16:30:38|
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